クラミジア治療の第一選択薬はジスロマック(アジスロマイシン)です

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1:クラミジアとは

クラミジアとは性行為によって感染する性病の一つで、感染力が強く、自覚症状が起こりにくいという特徴があります。日本国内に見られる性感染症の中では最も患者数が多い疾患で、自覚症状が出ないために放置してしまいやすかったり、知らない間にパートナーや恋人などを感染させてしまいやすいため、患者数は右肩上がりに増えています。病原体はクラミジアトラコマティスという細菌で、粘膜同士の接触だけでなく、精液や膣分泌液などによっても感染することが分かっています。放置すると免疫力が低下するために他の性病にもかかりやすくなりますし、不妊の原因にもなってしまうため、早急な発見と治療が必要な疾患なのです。

2:クラミジア症の症状

クラミジアに感染すると、1週間程度の潜伏期間を置いて症状が現れますが、初期の段階でははっきり自覚できる症状が起こることが少なく、まったく普段と変わらない無症状という人もたくさんいます。そのために放置して感染が体内に広がりやすかったり、他人へうつしてしまいやすいのが、この疾患の特徴です。自覚できる症状が出るのは、性器クラミジアの場合には、尿道や精巣上体が炎症を起こして痛くなったり痒くなったり、また腫れて熱を持ったりします。女性の場合には、子宮頚管が炎症を起こし、おりものが増加したり不正出血があったり、またセックスの時に痛みを感じたり、普段から下腹が痛くなるなどの症状が起こります。咽頭クラミジアに感染した場合には、扁桃腺のあたりが腫れて痛くなったり熱を持ったりします。

3:放置するとこんなリスクが

この疾患は、自覚症状がほとんどないという人が多く、気づかないまま放置してしまいやすい傾向があります。男性の症状だと排尿時の痛みや精巣上体の腫れなどの初期症状がありますが、全員が自覚できるわけではありません。女性の症状では、おりものや不正出血、セックス時の痛みなどの初期症状はあるものの、注意していてもなかなか気づかない程度の初期症状ということは珍しくないため、かなり進行するまで気づかずに放置してしまいやすいのです。また、クラミジアの潜伏期間は1週間程度あり、その期間には感染していてもまったく自覚できる症状は起こりません。そのため、その潜伏期間の間に他人にうつしてしまうケースも多くなっています。

4:クラミジアはかんたんに治療できる

クラミジアは、症状がほとんど出ずに無自覚なことが多い性病ですが、放置すると病原体による感染がどんどん広がり、不妊症の原因となったり、他の性病にかかりやすくなってしまうというリスクがあります。定期的に検診を受けていれば、検査によって早期発見できますし、早く見つければ早く治療ができるので、ウッカリ放置してしまうこともないでしょう。クラミジアの治療は、内服薬を1週間~2週間程度飲むだけで簡単に完治でき、入院の必要などは一切ありませんし、治療は痛くありません。性病だと病院に行くのがはばかられますが、放置したままどんどん進行して末期を迎えてしまうよりも、早期発見と早期治療がおススメです。

5:治療薬には抗生物質のジスロマックが有効

クラミジアの治療薬には、抗生物質のジスロマックが有効です。ほかにもたくさん治療薬はありますが、病原体は細菌なので、抗生物質による治療が一般的です。クリニックで治療するクラミジアの治療薬には、作用の強さや抗菌力、副作用などによって、患者さんの体質や疾患の状態に合わせて適切な治療薬を選んで、医師が処方してくれます。ドラッグストアなどでは外用薬が販売されていますが、確実に完治するなら、病院で医師が処方してくれる内服薬の方が確かだと言えるでしょう。特にこのジスロマックは、1度服用すると効果が1週間続くので、飲み忘れなどの心配がありませんし、副作用が出にくいので、治療薬として注目されているお薬です。

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